春闘勝利へ地域から取り組みを広げようと22日、埼玉県内各地で地域総行動が取り組まれ、参加者は「地域の共同で政治を変えよう」と声をあげました。
さいたま市大宮区で開かれた集会には、70人が参加。集会後、JR大宮駅周辺をパレードしました。集会では、参加者がリレートーク。「JRの経営陣は業務委託の拡大を進め、安全を軽視している。利用者の立場に立った安全輸送と社員の労働条件改善へ頑張りたい」(建交労鉄道埼玉地本)、「学童保育の現場は常に人手不足で、賃金が低く辞めてしまう指導員もたくさんいる。指導員の殊遇改善を求めていきたい」(学童保育指導員)などと訴えました。
「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお市長候補があいさつし、さいたま市では市民の所得が年々減っているにもかかわらず、大規模イベントや大型開発に多額の予算が投入され、税金が市民のために使われていないと指摘。「市民の力で、市民のための政治を一緒に実現しましょう」と呼びかけました。
日本共産党の山本ゆう子衆院埼玉5区候補もあいさつし、「野党4党は長時間労働を規制する法案を国会に提出するなど、共同が進んでいます。きたる解散・総選挙で政治を変えましょう」と訴えました。
(「しんぶん赤旗」2月28日付より)