●6.4オール埼玉総行動 安倍さんやめて/戦争ごめん/野党がんばって パレード 市民と呼応

さいたま市浦和区で4日開かれた「安保関連法廃止!立憲主義対を取り戻す!6・4オール埼玉総行動」の参加者は集会後、快晴の空の下2コースに分かれてパレードしました。「戦争する国絶対反対」「立憲主義を取り戻そう」と力強くコールし、沿道の市民にアピールしました。
沿道から「アベ政治を許さない」などのプラカードを掲げて、パレード参加者に声援を送っていた上原香さん(42)は「集会は仕事で参加できなかったので、休憩中にデモを応援しに来ました。安倍政権は一日も早くやめてほしい。世論をもっと強くするために、声をあげていきたい」と語りました。
「ただひたすら憲法9条を守りたい」との思いで参加した女性(61)=さいたま市=は「当たり前のようにあると思っていた平和がなくなろうとしています。安倍首相に憲法をいじらせたくない」と話しました。
一尾勝子さん(78)=川越市=は「兄が二ユーギニアで戦死したので戦争はごめんとの思いです。戦争なんかもうないと思っていたのに、また戦争になりそうで不安。絶対に阻止したい」と決意を語りました。
妻と3歳の息子と参加した弁護士の男性(43)は「9条改憲には反対です。この子が戦争に行くようなことになるのは必ず防ぎたい」と力を込めました。
個人で参加した山内美穂さん(47)=さいたま市、会社員=は「野党がそろったのはうれしい。安倍政権に対抗するために一枚岩で頑張ってほしい」と語りました。
(「しんぶん赤旗」6月6日付より)