一人ひとりが大事にされる社会に、フラワーデモ

性暴力に反対する「フラワーデモ」が9月11日夜、埼玉県のさいたま、川越両市で行われました。さいたま市のJR浦和駅東口では、ギターとサックスの演奏も交えながら、参加者が花やプラカードを掲げてアピールしました。

参加者は「小さいと思う性被害を見逃さず、許さないことが、あなたを守り、私を守ることにつながります」「私たちと一緒に、男性もここに立っています。少しずつ日本の社会も変わっています。一緒に一人ひとりが大事にされる社会をつくりましょう」とスピーチ。足を止め、拍手する人もいました。

参加した男性(70)は「被害を受けた多くの女性は理不尽な思いをしていると思うし、特に伊藤詩織さんの事件は許せない。子どもを守る防犯活動をしているので、子どもたちを性犯罪から守りたい」と話しました。

初めて参加した女性(67)は「被害を受けた人たちが勇気を出して声をあげたからこそ、私も知ることができました。日本は議員も社長も学校の校長も、ほとんどが男性。そういう社会を変えていきたい」と語りました。

日本共産党の梅村さえこ前衆院議員ら野党代表も参加しました。