県議会開会/補正予算案など10件提出

埼玉県議会9月定例会が24日開会され、補正予算案1件、条例案5件など10議案が提出されました。会期は10月14日まで。

一般会計補正予算案(約877億5000万円)には、医療提供体制の整備や県内経済活動の回復支援、指定管理者制度導入施設の委託料の増額などが盛り込まれています。条例案には、年内の知事などの給与を30~10%減額する条例も含まれています。

日本共産党の柳下礼子県議が1日に一般質問します。常任委員会は8日、特別委員会は12日に開かれます。

同日、新型コロナとインフルエンザの同時流行に備え、高齢者などへのインフルエンザワクチン早期接種・費用無償化のため、10月から12月まで市町村に対し経費を補助する補正予算案(約21億4000万円)が追加提出され、全会一致で可決されました。

同日開かれた福祉保健医療常任委員会の質疑で、県執行部は、国の動向を注視していたため補助対象期間直前の議案提出となったと明らかにしました。