埼玉・嵐山/県議団・党市町議ら/メガソーラー視察/県で指導できる仕組みを

日本共産党埼玉県議団と党市町議らは11月14日、埼玉県嵐山町志賀1区のメガソーラー設置現場を視察しました。村岡正嗣、守屋裕子両県議、藤野和美嵐山町議、蓮見節、石井祐一、浜田あつこ各東松山市議、本多重信小川町議らが参加しました。

同区のメガソーラーには土砂流出や土砂崩落が起きたものもあり、町役場の指導で、現在補修が進められています。

同区産業廃棄物中間処理場対策委員会の副委員長や区長代行が現地を案内。林地開発や工事、維持管理について各事業者と協定を結び、産業廃棄物などの搬入・処理禁止や、森林・水質保全への協力、災害対策といったことを約束させていると説明。「太陽光発電は何でも反対というわけではない。山地を切り開いての建設は災害の発生が想定されるため、きちんと対応することを確認したく、協定を結んでいる」「県で(開発に関して)条例化してほしい」と話しました。

村岡氏は「県として開発に対し指導できる仕組みをつくってほしいという住民の声を受け止めた」「困難をかかえる山間地に開発が持ち込まれているが、ただ規制するだけでは地域が維持できない。山間地のあり方を根本から考えなければならないと感じた」と話しました。