日本共産党埼玉県委員会は19日、さいたま市文化センターで穀田恵二国対委員長を迎えた演説会を開きました。次期総選挙での躍進をめざし、塩川鉄也衆院議員と梅村早江子衆院北関東比例候補、埼玉小選挙区候補11人、伊藤岳参院埼玉選挙区候補が決意を述べました。会場には3階席までいっぱいの2300人が集まりました。
穀田氏は、国民の政治に対する閉塞感を打開する道を唯一示しているのが日本共産党だと強調。消費税増税に頼らない経済、原発ゼロの社会、日米安保をなくした平和外交の道などを語りました。消費税増税反対や沖縄米軍基地撤去の世論をつくってきた党の役割を語り「対案を示し国民の期待を担ってたたかえるのが日本共産党だ」と訴えました。
穀田氏は、総選挙で勝利するために共産党を封じ込めるメディアの壁を乗り越えることや党の地力をつけることの大切さを語り、「消費税増税ストップの最強コンビ、塩川さんと梅村さんの議席を北関東ブロックから送り出してほしい」と訴えました。
塩川氏は、原発事故の被災者にとって他の税金と異なり減免措置のない消費税が重くのしかかっていると指摘。原発ゼロの日本、消費税増税ストップをめざし「北関東ブロックで塩川、梅村の2議席をぜひとも実現し、新しい政治の流れを進めていこう」と訴えました。
梅村氏は、さいたま市の保育園死亡事故で再発防止のためにたたかう両親の姿に触れ「企業のもうけのために子どもの命を犠牲にしてよいのか。子ども子育て新システムをストップさせ、母親と子どもの声が届く国会をめざして全力をあげたい」と決意を語りました。
原発さよならデモ@埼玉の運営メンバーの白田真希さん=富士見市=と「県立小児医療センターの存続を求める患者家族の会」の牧田供子さん=伊奈町=が推薦の挨拶に立ち、党への期待を述べました。