日本共産党埼玉県委員会は11月8日、さいたま市大宮区で演説会を開きました。開会前に党労働者後援会が大宮駅前で演説会参加を呼びかけて宣伝。バス9台で駆けつけた地区もあり、多くの人が集まりました。市田氏は「日本共産党は総選挙で650万票、議席倍増をめざす。北関東ブロックから塩川さん、梅村さんをそろって国会に送り出してほしい」と呼びかけました。
塩川鉄也衆院議員は、共産党がオスプレイ配備・訓練や米軍の低空飛行訓練に反対する運動に連帯し、励ましていることを紹介。「米軍特権の大本にある安保条約をなくす展望を持つ共産党だからできることです。米軍の横暴勝手に待ったをかけるため、議席倍増をかちとろう」と支援を呼びかけました。
梅村早江子衆院比例候補は、大震災の復興予算を無関係の事業に使い、消費税増税でさらに国民に負担を強いる民自公3党に、国民の我慢できない怒りが広がっていると指摘。「復興予算流用、消費税増税を許さないために頑張ります。庶民の立場から増税撤回の論戦をさせてほしい」と訴えました。
衆院小選挙区・参院選挙区候補者16氏が紹介され、3氏が決意表明しました。
市田氏は、「今、国民の中に新しい政治を求める頼もしい流れが強まっている」と強調。原発ゼロを求める運動の広がりや環太平洋連携協定(TPP)反対での農協や漁協、医師会との一点共闘、米軍基地とオスプレイ配備に反対する沖縄のたたかいなどを一つひとつ紹介しました。
「注目すべきことは、これらの運動を通じて、怒りの矛先がアメリカいいなり、財界中心という政治の二つの害悪に向けられていることです」と語った市田氏。「日本共産党はどの問題でも、二つの害悪を大本から断ち切る本当の改革ビジョンを示している。日本の政治に衝撃を与える躍進の流れを北関東・埼玉からつくり出そう」と訴えました。