【飯能市】病棟閉鎖がないよう責任持って医師確保を

「新飯能」5月10日付より
 
飯能市立病院のあり方や改革についての方向性が明確にされないまま、今年4月から常勤医師が院長1名で、4名の医師か欠員という深刻な状況を迎えています。
こうしたなかで、医療業務は縮小され、地域住民や職員から「病棟の維持ができるのか」と不安が広がっています。
市は、住民懇談会や議会等で「入院ベッドを確保し、地域医療を守る」「年度途中であっても常勤医師を確保していく」と約束してきたはずです。医師確保について、ほとんど努力もしないまま、なし崩し的な病棟閉鎖は絶対に許されません。
日本共産党飯能市議団は5月1日、沢辺市長あてに、
(1)医師確保について市長を先頭にあらゆる努力をおこなうこと
(2)病棟の閉鎖は絶対にしないこと
(3)病院問題について、住民懇談会(説明会)を早急におこなうこと
(4)病院改革プランについては、総務省のガイドラインに縛られることなく、住民の意向を尊重して作成すること
を申し入れました。
本橋副市長は、「病棟閉鎖をいう事態にならないよう医師確保に努力している」と答えましたが、医師確保の見通しについては、言及しませんでした。