「民主さやま」6月21日付より
狭山市議会議会運営委員会は17日に会議を開催し、6月議会で初めて実施された、一問一答方式の一般質問について意見交換をおこないました。
今議会では24人の議員のうち17人が一般質問をおこないました。狭山市議会が取り決めた一般質問のルールでは、「一人の議員の質問時間は合計で35分以内とし、答弁者の答弁を含み、目安として60分以内に終わるように」とされています。
質問をおこなった全ての議員が35分以内に質問を終えました。一問一答方式では、問題別に時間内なら何度でも質問ができ、質問してすぐに答弁が返るなど、傍聴者にも分かりやすい方式です。
議会運営委員会の猪股嘉直議員(日本共産党)は、「はじめての実施にしては、概ね良好だったのではないか。目安時間を超えた人もいたが、それは一部であり、今後の動向を見ていけばいいのでは」と発言しました。
猪股議員が聞いた傍聴者の感想でも、「分かりやすい方式になった」との評価が寄せられていました。
また、議会運営委員会は予算審査、決算審査の方法などについても改善すべき点がないかなど検討をおこなっています。
猪股議員は、審査時間が充分に保障され、審査内容ができるだけ早く、行政に行政に反映されることが大事だと主張しました。