埼玉県八潮市の日本共産党は18日、八潮メセナで、同市議選(9月1日告示、8日投票、定数21=1減)での勝利をめざし、演説会を開きました。
市議候補の、ぐんじ伶子(69)、かの泰司(61)、いけや和代(67)=以上現=、高波ゆきお(59)=新=の4氏が決意表明しました。
ぐんじ氏は、市が駅周辺開発に力を入れる一方で、子ども医療費無料化制度の対象がいまだに通院で小学校入学前であるなど、住民サービスは遅れていると指摘し「お金の使い方が間違っている」と強調。15億円の黒字の市財政を活用し、国民健康保険税引き下げや中学卒業までの医療費無料化などを実現すると訴えました。
かの氏は、市民の生活が大変な中で、住宅リフォーム助成制度拡充など暮らし応援の施策を進めてきた党市議団の実績を紹介。いけや氏は、放射能の測定、除染対策を市民と一緒に実現したと述べました。高波氏は、障害者福祉の充実などを訴え「住み続けて良かったと思える八潮市にしていく」と語りました。
塩川鉄也衆院議員が講演し、参院選での共産党の躍進後、「ブラック企業」対策が前進するなど、政治を前に動かす上での党の存在意義を強調。市政でも、党議員団の働きで保育所の増設や放射能汚染対策などが進んできたと述べ「市民の声を届け、実現する4議席を必ず勝ち取らせてほしい」と訴えました。(赤旗8月20日付より)