「民主ふじみ」6月28日号より
「子どもの医療費無料制度を中学校卒業まで拡大する陳情」が市議会6月定例会で全会一致で採択されました。
日本共産党の川畑勝弘議員が賛成討論をしました。「子育て世代は、安心して子供を産み育てることのできる町にしてほしいというのが願いです。『医療費の無料化』という子育て支援は親にとって経済的に助かるというだけでなく、子育ての不安軽減にもつながっています。どの子も、無条件で窓口払いなしに実現すべきです」。その他、21未来クラブ・公明党・市民の絆がそれぞれ賛成討論し、梶原兼三議員が黙って退席、残る議員の全会一致で採択されました。
全国に広がる無料化
いま、子どもの医療費無料化の流れは全国で広がっており、埼玉県内では中学校卒業まで入院無料を38自治体、入通院無料を13自治体が実施しています。しかし、この制度に制限(税金の滞納者は対象外)する自治体があります。こうした制限をかけることによって、調査する予算がさらにかかることも考えられます。誰もが平等に制限なく無料になることこそ大切です。
日本共産党は、市民のみなさんといっしょに2007年は県知事に、2008年・2009年は市議会に3年間にわたって署名運動に取り組みました。星野市政が今回の陳情採択を受けて9月議会に条例改正案を提出するかどうかが注目されます。