「若者の声を議会へ」 ふじみ野市議補選に床井氏

床井よしのり候補

床井よしのり候補

埼玉県ふじみ野市議補選(定数1)は、20日告示、27日投票で市長選と同時にたたかわれます。日本共産党から床井(とこい)よしのり氏(27)=新=が立候補し、議席増をめざします。

市議会で、日本共産党以外の議員は、介護保険料の値上げや体育施設の小中学生利用の有料化などの市長提案に賛成しました。一方で、市民が提出した年金引き下げ中止を求める請願などには反対しました。

4人の共産党市議団は、市民の願い実現の立場で、議会に市民の声を届け、その実現に力を尽くしてきました。昨年の12月議会では、小中学校へのエアコン設置を求めるなかで、市側もエアコン設置が重要課題であることを認め、2014年夏に設置されます。

党市議団が1議席増えて5議席になると、自民党系会派の信政会と並び、市議会第1党が実現します。

床井氏は、法律事務所で事務職員として働き、労働者や中小零細業者の権利を守る活動をしてきた経験を語り、「議会では前職で培った法律の知識・憲法の理念を生かしていく」と強調。若者の雇用を守り、ハローワークの出張所設置を求めることを始め、国民健康保険税・介護保険料の引き下げ、小児救急医療の充実などの政策を掲げ、「若い世代の声を議会に届け、市民一人ひとりの命が大切にされる市政実現のためにがんばります」と訴えています。

市議補選には床井氏を含めた4~5人が立候補する見込みです。(赤旗2013年10月18日付より)