埼玉弁護士会は11日、秘密保護法案に反対するパレードを行い、弁護士や法律事務所の職員、市民団体メンバーら300人が「知る権利、報道の自由を守れ」と訴えました。
パレードに先立つ集会で、池本誠司会長は「特定秘密保護法案が国民の知る権利を奪い、国民主権そのものを覆すおそれがあると、会長声明や歴代会長のアピールなどで訴えてきた。声をあげ、法案が阻止すべき危険なものだということを伝えていこう」と語りました。
会長経験者も発言し「よりよい社会をつくるためには、あらゆる情報が提供される必要がある」「秘密自体が秘密にされる。こんなバカなことはない」「廃案まで声をあげよう」などと訴えました。
参加者は、県庁前から浦和駅前まで横断幕やプラカードを掲げて行進。政府が勝手に定めた秘密に触れようとした国民を厳罰に処すことや国民のプライバシーが侵害されるおそれがあることなど、法案の危険性を訴えました。(赤旗2013年11月12日付より)