憲法改悪反対さいたま市共同センターは18日、市内で「秘密保護法許すな!緊急学習会」を開き、115人が参加しました。
自由法曹団の金子直樹弁護士が講演。秘密保護法の狙いは、アメリカとともに海外で戦争できる国づくりにあり、「憲法9条改悪の先取りだ」と指摘しました。あらゆる情報が秘密の対象となり、政府の都合の悪い情報が国民の目から隠されるとして、行政の暴走を許す怖れがあると述べました。
金子氏は、マスコミやジャーナリストなども法案反対の声をあげ始めたと述べ、「今が正念場。世論の力で廃案に追い込こもう」と訴えました。
参加者が法案反対の取り組みについて、「駅前の宣伝で、ビラやリーフの受け取りがいい。関心が高まっている」「シール投票をやると反対が圧倒的。『(法案が)こんなに怖いものだとは思わなかった』などの声が寄せられた」「市民に知らせることが大事だ」などと発言しました。
共同センターは法案を阻止するために緊急に学習・小集会を開くことや宣伝・署名に取り組むことを呼びかけました。(赤旗2013年11月20日付より)