雪被害対策早く 共産党が要望 本庄市

埼玉県の日本共産党本庄市委員会と柿沼綾子市議は18日、14日から15日にかけての豪雪被害の対策について、吉田信解市長に要望書を手渡して申し入れました。

同市では積雪の影響で農業用ビニールハウスの倒壊が相次いでいます。党市委員会は17、18両日に被害調査を実施。キュウリやイチゴのハウスが倒壊した農家からは、「これから収穫期を迎えようとしていたのに」「生活が不安」などの深刻な声が寄せられました。

申し入れでは▽農家、市民の被害状況の早急な把握▽市災害見舞金の支給▽国・県に激甚指定を求めること▽ビニールハウス倒壊農家への支援や救済・救援▽被害農家への税金の減額や免除などを求めました。

申し入れを終えた柿沼氏は、「被害農家からは『こんな被害が出たら、みんな農業から離れてしまう』などの声も出され、本当に深刻な状況です。ほかの議員にも呼びかけ、市に早急な対応を求めていきたい」と話しました。(赤旗2014年2月21日付より)