埼玉県春日部市の日本共産党と後援会は16日、市議選(4月13日告示、20日投票、定数32)で現有6議席確保を目指し、市内で演説会を開きました。うづき武彦(51)、松本ひろかず(62)、大野とし子(57)、今尾やすのり(48)=以上現=、並木としえ(53)=元=、坂巻かつのり(57)=新=の6候補が決意表明し、暮らしを守るために全力をあげると訴えました。
応援演説した塩川鉄也衆院議員は、消費税増税や社会保障切り捨て、集団的自衛権容認など安倍政権の暴走を批判し、「市議選は暴走にストップをかける絶好のチャンスです」と強調。「積極的提案で市政を動かしてきた共産党の議席は、なくてはならない議席。6候補全員当選で市民の声を国政・市政に届けよう」と訴えました。
各候補は、市民と力を合わせ、中学卒業までの医療費無料化や市立病院の小児科と産科の再開、建て替え実施(2015年度中)などを実現してきた党市議団の実績を紹介。市民に負担増、サービス削減を押しつける冷たい市政と対決し、暮らしやすいまちにしていくと表明しました。国民健康保険税の引き下げや小中学校のエアコン設置、認可保育所の増設など公約実現を訴えました。
市議団長のうづき氏は、市が使い道もなくため込んでいる120億円もの基金を示し、市民要求を実現する財源はあると指摘。2月市議会で、基金を一部活用する予算修正案を提出して奮闘したことを紹介し「市民の願いを実現するまで頑張りたい」と語りました。(赤旗2014年3月18日付より)