「輝け!日本国憲法のつどい」が21日、さいたま市の埼玉会館で開かれました。埼玉憲法会議(平和憲法を守る埼玉の共同センター)が主催し、会場いっぱいの430人が参加しました。
名古屋大学名誉教授の森英樹氏が講演し、安倍政権が9条改憲のために、参院選後、秘密保護法の成立強行など「壊憲」(憲法壊し)を重ね、憲法解釈変更による集団的自衛権行使容認で戦争する国づくりを進めようとしていると指摘。
首相の靖国神社参拝などに国際的な批判が強まり、解釈改憲について自民党内からも批判が出るなかで、国民的批判をどれだけ高められるかが重要だと述べ「戦争する国を許さない市民のパワーで改憲を阻止しよう」と呼びかけました。
各分野から、安倍政権の暴走のもとで県内にいる労働者が使い捨てにされている実態や米軍機・自衛隊機の低空飛行、教育現場への政治的介入などの問題について報告があり、幅広い多くの人と手をつないで憲法を守る運動をつくる決意が語られました。(赤旗2014年5月23日付より)