「集団的自衛権行使容認に反対する7.21オールさいたま市民集会」が21日、さいたま市の北浦和公園で開かれ、開場いっぱいの2200人が「安倍政権の暴走をストップさせよう」と声をあげました。実行委員会が主催し、集会後はJR浦和駅までパレードしました。
あいさつした小出重義実行委員長(弁護士)は、集団的自衛権は他国を守るための「集団的他衛権」であり、憲法9条に反していると指摘。「閣議決定はあくまでも政府の意思表示。戦争をさせないために、政府に『だまされない国民』として一緒にがんばりましょう」と訴えました。
元自衛隊員の井筒高雄さんがゲストスピーチし「戦争をして人を殺すのがどういうことか、安倍総理はわかっていない。これからも共に行動し、安倍総理の暴走を食い止めましょう」と呼びかけました。
埼玉弁護士会の大倉浩会長が連帯あいさつ。日本共産党の山崎章市議、民主党市議、社民党県議も参加し、あいさつしました。
インターネットで集会を知り、夫と参加した女性(38)は「権力が暴走してきた歴史のなかで、暴走を食い止めるために憲法が作られたのに、それを解釈で変えれば何でもできてしまうし、危険だと思う」と話しました。(赤旗2014年7月22日付より)