アジア・太平洋戦争での日本の敗戦から69年。終戦記念日の15日、日本共産党は全国各地で議員・候補者を先頭に宣伝し、再び「戦争をする国」づくりを許さず、憲法を守り、解釈改憲に突き進もうとする安倍政権を打倒しようと訴えました。各地の平和団体なども集会や宣伝をくり広げました。
埼玉
弱い人犠牲に 絶対許せない
埼玉県では、塩川鉄也衆院議員が川口、さいたま、所沢の各市で、県議や市議らと宣伝を行いました。
塩川氏は憲法9条に刻まれた、戦争は繰り返さないという国民の願いが、安倍内閣のもとで根底から崩されようとしていると指摘。「日本共産党は、戦争に突き進む政治の流れをきっぱり断ち切るため、国民と力を合わせて頑張ります」と訴えました。
川口市で演説会を聞いた女性(74)は、満州(中国東北部)からの引き上げのさなか、憲兵の命令で乳児が犠牲になっていった様子を目の当たりにしたと語り、「弱い人が犠牲になる戦争は絶対に許せません」と話しました。(赤旗2014年8月17日付より)