「原発いらない」熊谷から熱い声/市民がデモ

「原発いらない」と声を上げる参加者=2014年8月24日、熊谷市

「原発いらない」と声を上げる参加者=2014年8月24日、熊谷市

埼玉県熊谷市で24日、「原発いやだ!熊谷の会」と「原発さよならデモ@埼玉」が共催し「原発さよなら!@熊谷デモ」を行い約90人が参加しました。日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補も参加しました。

デモに先立ち、JR熊谷駅前でマイクを握った「熊谷の会」の鈴木夕子さん(40)は「原発事故を風化させるわけにはいかないという思いで、人数が少なくても毎月市内を歩いてアピールしている。熊谷のみなさん一緒に歩きましょう」と呼びかけました。

「暑い熊谷から『原発いらない』の熱い声をあげよう」と出発した参加者は、子どもを連れた父母らを先頭に、市内を約1時間パレード。「熊谷うちわ祭」にちなんで、うちわにそれぞれの「原発ゼロ」の思いを書いてアピールしました。

沿道から一緒にコールする人や、「その通り!」と激励する人もいました。

3歳の息子を連れて、市内から参加した女性(31)は「デモに参加するのは初めて。やっぱり子どもが一番心配で、原発の危険さをもっと多くの人に知らせたい」と話しました。(赤旗2014年8月26日付より)