安倍政権打倒へ 運動の先頭に/埼労連が大会

悪政の防波堤 地域で大きく

埼玉県労働組合連合会(埼労連)は13日、さいたま市内で第26回定期大会を開きました。

柴田泰彦があいさつし、アベノミクスは一握りの大金持ちを生み、多くの国民に貧困をもたらしたと指摘。安倍政権の集団的自衛権行使容認の閣議決定強行などを批判し、来年のいっせい地方選と知事選で「憲法を暮らしに生かし、国の悪政の防波堤となる政治勢力を、私たちの身近な地域から大きくしていこう」と呼びかけました。

埼玉弁護士会の大倉浩会長、日本共産党の村岡正嗣県議らが来賓あいさつ。大倉氏は集団的自衛権や原発再稼働の問題をあげ、「次の世代に平和な日本や良い環境をバトンタッチしていくのが私たちの世代の使命です。これからも明るく力強く連帯していきましょう」と訴えました。

村岡氏は、県議会でも、自民党などによる教育への政治的介入などの動きがあると述べ「みなさんと力を合わせ、安倍政権打倒へいっせい地方選、知事選、参院選勝利へ全力をあげます」と述べました。

大会は、地域から連帯を共同の輪を広げて組織を拡大・強化し、要求と政治の役割を深めていっせい地方選と知事選をたたかうことなどを運動方針として採択しました。

柴田泰彦議長(再)、宍戸出事務局長(再)など新役員を選出しました。(赤旗2014年9月17日付より)