はたらく女性が交流

集会後、パレードする参加者=2014年11月23日、さいたま市

集会後、パレードする参加者=2014年11月23日、さいたま市

埼玉県内の労組や女性団体でつくる実行委員会は23日、「2014はたらく女性の埼玉集会」をさいたま市内で開き、約120人が参加しました。

元駅弁販売営業所長の三浦由紀江さんが「専業主婦44歳からの挑戦、働くこと、仕事を楽しく」と題して講演しました。

各団体が経験・取り組みを交流。自治労連の参加者は「学校給食の調理員をしているが、会社が勝手に就業規則を変えて給料が上がらなくなり、評価制度を導入して職場はギスギスしている。これから若い人たちも働いていけるように、たたかっていきたい」と語りました。

総選挙で消費税増税中止や戦争反対の意志を示し、安倍政権の暴走をストップさせ、男性も女性も人間らしく生き働くことができる社会をめざすことを呼びかけたアピールを採択。集会後、参加者はJR浦和駅までパレードしました。

インターネットで集会を知って参加した女子学生(23)は「ゼミで男女の格差を学び、『育児と労働の両立』をテーマに卒論を書いているので、実態を知りたくて参加しました。女性が楽しく生き生きと働けるような社会になっていくことが大事」と語りました。(赤旗2014年11月25日付より)