県議8議席以上誓う 埼玉党・後援会が決起集会

いっせい地方選の勝利に向け「頑張ろう」と唱和する参加者=2015年1月11日、さいたま市

いっせい地方選の勝利に向け「頑張ろう」と唱和する参加者=2015年1月11日、さいたま市

市田氏が訴え

さいたま市で11日、日本共産党の市田忠義副委員長を招いて、「いっせい地方選勝利めざす日本共産党・党後援会 全県総決起集会」が開かれました。参院選や総選挙の躍進に続き、「県議選で現有2議席から8議席以上の確保、政令市10行政区の11人と一般市・町議選での全員当選」を誓い合いました。

埼玉会館大ホールは開会までに埋まり、ロビーに設置した大型モニターに幾重にも人垣ができて見守るなか、91人(11日現在、最終的には約100人)の候補者が紹介されると、会場は党躍進の熱気に包まれました。

市田氏は、総選挙での共産党躍進が、党と国民の関係に「巨大な変化」を生み出したことを詳しく紹介。マスコミが「圧勝」と報じた自民が4議席減だったのに対して、得票数、率、議席とも前進したのは共産党だけだったことをあげ「躍進したのは共産党。本格的な自共対決時代の到来」と強調しました。

全党の奮闘のなかで、得票目標など掲げた目標をすべて達成したのが埼玉県だったことを紹介し敬意を表明した市田氏。いっせい地方選前半戦まで3カ月に迫ったもとで、①地方自治体の今後を左右する②安倍暴走政治ストップ③第3の躍進を本格的流れにするとの意義を強調し、「総選挙が切り開いた新しい可能性をくみつくして、風頼みではなく、やるべきことをやり切って必ず勝利しよう」と呼びかけました。

総選挙で初当選した梅村さえこ衆院議員は「北関東の比例4候補、小選挙区32候補はじめ、みなさんの努力で勝ち取った2議席で頑張ります」と語り、塩川鉄也衆院議員も「本格的な自共対決の時代に入り、新しい政治の流れがここにあることを示します」と語ると会場は大きな拍手で応えました。(赤旗2015年1月12日付より)