埼玉県鳩ケ谷市の「いきいき鳩ケ谷みんなの会」の森かつひこ市長候補と、同会に参加する日本共産党の市議団(4人)は7日、市内の水害対策について県に要望しました。山川すみえ県議と伊藤岳党国会議員団県事務所長が同席しました。
同市は大雨時に水害がひんぱんに発生。9月13日の豪雨では床上浸水2棟、床下浸水60棟、市役所前や消防署近くなど市内中心部も道路冠水などの被害が出て、市役所近くの県道は通行止めになりました。
県河川砂防課と都市計画課の担当者は、同市が水害の多い地域だと認識しており、市側から具体的対策の相談があれば国の補助金を受けられるよう調整するなどの協力をするとの回答でした。
市議団は、市内を流れる江川を管理する川口市と鳩ケ谷市の決めた改修計画が手付かずのままあることに住民の不満があると指摘。住民に状況を説明するよう両市に指導・助言するよう求めると、県側は指導する考えを示しました。毛長川改修について県側は、下流側の東京都内の改修完了のめどがつき、県内部分の改修着手へ準備を進めているとの説明でした。