埼玉県の国民春闘共闘会議と県労働組合連合会、県民要求実現大運動実行委員会は20日、春闘地域総行動の一環として、さいたま市の県庁前でデモを行い、賃上げや社会保障の充実などを訴えました。約150人が参加しました。
デモに先立ち、柴田泰彦埼労連議長は、低賃金がデフレの原因になっていると述べ「賃金闘争は暮らしを守ることだけでなく、経済をきちんと再生させる社会的大儀を持っている」と強調。安倍政権による社会保障改悪にも怒りの声を上げようと呼びかけました。
参加者は「大幅賃上げで地域経済の活性化を」「正規雇用を増やせ」などと唱和し、JR浦和駅前まで行進しました。
県内では20日を中心に62カ所で春闘集会が開かれます。(赤旗2015年2月21日付より)