4月12日投票(3日告示)の埼玉県議選西5区(ふじみ野市・三芳町、定数2)で、日本共産党の前原かづえ候補(65)=新=は、若者を戦場に送る「戦争立法」をストップさせ、憲法を暮らしに生かす県政を実現するため、前回失った党議席の奪還へ奮闘しています。
前原かづえ候補(65)新
議席奪還へ奮闘
連日街頭で訴えていると、立ち止まり訴えを聞く人や手を振る人が見られ、「頑張れよ」と声がかかります。総選挙で躍進したもとで、住民からは「安倍政権の暴走を止めるために頑張って」などの声が寄せられています。
町議・市議6期
前原候補は旧大井町議、ふじみ野市議を通算6期務め、住民の暮らしを守る活動に全力をあげてきました。3人の子育て、両親の介護の経験から、保育所待機児童の解消や特別養護老人ホームの増設などを訴えます。
ふじみ野市では昨年、突然公立保育所2施設を2015年3月で廃止する計画が出されました。市民から批判の声があがり、保護者や住民らが取り組んだ廃止撤回を訴える署名は2万人分以上集まりました。廃止予定の保育所に昨年まで孫が通っていた前原候補も、積極的に署名運動に取り組んできました。
「こんな問題が起きるのは、国や県が公立保育所にお金を出さないから。どの子も安心して保育所に通えるように支援を強め、福祉切り捨てから暮らし・福祉優先の県政に転換します」。訴える声に力がこもります。
保育所問題で署名運動に取り組んできた、保育守りたい@ふじみ野連絡会の東海林秀子さん(66)は「自民系会派など共産党以外の市議は、2万人分の署名の重みを受け止めずに廃止に賛成しました。そういう人たちが推すのが自民党の現職県議。住民の思いをしっかり受け止めてくれる前原さんを県政に送りたい」。
「戦争立法」ノー
西5区は、今年から旧上福岡市と旧大井町・三芳町の選挙区が統合し定数が1から2に。前原候補と自民党現職の2候補、民主党新人の計4候補が競り合う激戦区となっています。
県議会では、同区選出の議員も含め、改憲右翼団体「日本会議」所属県議らが教育への政治介入や改憲を迫る意見書の可決を強行するなど、安倍政権と一体で「戦争する国づくり」を進めています。
前原候補は訴えます。「平和を守る日本共産党の議席を伸ばしてこそ、『戦争立法』など安倍政権の暴走にストップをかけることができます。党派を超えて『暴走ストップ』の願いを、私に託してください」
28日には、ふじみ野市の保育所廃止問題について国会で取り上げた梅村さえこ衆院議員を迎え、市内で演説会を開きます。党と後援会は、ともに運動に取り組んできた保護者らにも参加を呼びかけています。(赤旗2015年3月28日付より)