埼玉県所沢市議選(定数33、3減)で、日本共産党は、前半戦の県議選での勝利を力に、平井明美、荒川ひろし、城下のり子、小林すみ子、矢作いづみ=以上現=、川村としお=新=の6候補の全員当選で1議席増をめざします。
前回、28票差で1議席減らした共産党。何としても議席回復をと、党荒幡支部長の川村氏が2月に立候補を決意し、駅立ちや街頭宣伝、対話とフル回転しています。「安倍首相はひどすぎる。対決できる共産党が必要だ」と川村候補に声がかかります。
17日は、選挙戦本番並みの活動にしようと、柳下礼子県議とともに駅前や街頭で訴えました。
貧困家庭で育ち、児童養護施設で過ごしたこともある川村候補は、「企業が世界一活動しやすい国づくり」など貧困を拡大する安倍暴走政治を批判。「リース方式なら年間2億円で全小中学校にエアコンを整備できます」など、市民に冷たい市政を、6人の共産党議員団で福祉優先に切りかえようと力を込めました。
市議選は、共産6、自民3、公明6、民主3、維新2、市民ネット1、無所属19の40人が立候補する見込みで、7人はみ出しの多数激戦です。いずれも地域に影響力を持つ有力者。一票を奪い合う選挙戦で、「県議選では支持したけれど、市議選では」と他党派を支持する反応も。「○○さんは大丈夫」と共産党落としの攻撃も行われています。
党と後援会は、もう一回り、二回りと支持を広げ、勝利をつかみ取ろうと全力をあげています。
(しんぶん赤旗2015年4月18日付より)