戦争ダメ 平和一番/さいたま 女性のレッドアクション

赤い衣服を身につけ「戦争する国ノー」と訴えた女性たち=2015年4月28日、さいたま市

赤い衣服を身につけ「戦争する国ノー」と訴えた女性たち=2015年4月28日、さいたま市

安倍政権が狙う「戦争する国づくり」にノーの声を突きつけようと、さいたま市で28日、「戦争ゆるさない女性のレッドアクション」が行われ、700人が県庁前からJR浦和駅前までパレードしました。

県内の市民団体の代表や有識者など、幅広い42人の女性が呼びかけた取り組みで、910人の賛同者が名を連ねています。

赤いシャツやスカーフなどを見につけ、赤い風船、プラカードを持った女性がパレードコースを埋め尽くし、「戦争ダメ、ダメ、平和が一番」「憲法9条守りましょう」「集団的自衛権は認めません」などと唱和しながら歩き、市民の目を集めました。

3人の男児の母(40)=さいたま市=は「子どもたちが戦争に行くことになったらいやだなと思って参加しました。今は禁止されている武力攻撃がどこまで緩められるのか。攻撃がオーケーになったら怖い」と話しました。

呼びかけ人の一人、秋山淳子さん(埼玉9条連)は「これだけの女性が集まったのは安倍首相のやっていることにノーと言いたい人が多くいることの表れです。この取り組みを生かし、5月31日の『オール埼玉総行動』にもつなげていきたい」と話しました。

日本共産党県議団、おくだ智子参院比例候補も参加しました。

(しんぶん赤旗2015年4月29日付より)