平和・暮らし団結の力で メーデー各地

埼玉県中央メーデーは、さいたま市の北浦和公園で開かれ、1800人が参加しました。「戦争する国づくり」ストップや大幅賃上げ、労働法制改悪反対などのスローガンを掲げ、集会とデモ行進を行いました。

柴田泰彦実行委員長は「力を合わせて命と暮らし、地域経済を守るため安倍暴走政権の悪政をはね返そう」と訴えました。

埼玉弁護士会の石河秀夫会長は「憲法を逸脱する暴走政治に歯止めをかけるため、ともにたたかいましょう」と来賓あいさつ。蕨市の頼高秀夫市長は「国から冷たい風が吹いてくる中、市民の暮らしを守る市政を進めます」と語りました。

日本共産党の塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員、荻原初男県委員長らが出席し、塩川氏があいさつしました。

時計部品製造の男性(40)=鶴ヶ島市=は「今でも早く仕事に出て行っても終わらず、残業しているのに、残業代がゼロになったら困ります」と話しました。

(しんぶん赤旗2015年5月2日付より)