23日告示(8月9日投票)でたたかわれる埼玉県知事選で、柴田やすひこ候補(62)=無所属新、日本共産党推薦=を何としても押し上げようと、「民主県政の会」は6日、さいたま市内で決起集会を開きました。会場は参加者でいっぱいになり、熱気に包まれました。
柴田氏が決意表明し、戦争法案を強行しようとする安倍政権と、県政では教育を通じて「戦争する人づくり」を推進してきた上田清司知事を批判。「私が知事選に当選することが戦争法案ストップの大きな力になり、安倍政権を追い込むことができます。戦争する国づくりを許さない願いを、私に託してください」と訴えました。
宍戸出(いずる)総括幹事が行動提起。立候補を表明している上田知事(67)と、元総務省官僚で自民党県連が支援する塚田佳祐氏(58)は、いずれも「戦争法案ノー」「憲法を生かす県政」の立場になく、対決点は鮮明だと強調。これまで積み上げた共闘のたたかいなど「私たちの運動の到達点に確信をもち『勝ち』にいこう」と呼びかけました。
日本共産党の梅村さえこ衆院議員が駆けつけ「戦争法案を廃案にするためにも、必ず柴田知事を誕生させましょう」と訴えました。
(しんぶん赤旗2015年7月8日付より)