埼玉県杉戸町議選(定数15)は4日告示・9日投票で行われ、日本共産党は、阿部けい子(65)、森山てつお(56)、石川とし子(64)の現職3候補の勝利に全力をあげます。共産党3人、公明党2人、無所属14人の計19人が立候補する見通しです。
町議会では、6月議会で共産党が提出した「戦争法案」廃案を求める意見書案を、自民系無所属、公明党などが反対して否決しました。介護保険料の引き上げや公民館有料化など負担増の議案に共産党以外の議員は賛成しています。
共産党町議団は、町民と力を合わせて町政を動かし、中学卒業までの医療費無料化や町内巡回バスの拡充などを実現。6月議会では、3364人分の署名を添えて提出された学校へのエアコン設置を求める請願の紹介議員になり、採択に奮闘。他の議員も反対できず、全会一致で趣旨採択になりました。
町議会で、共産党は「3候補の勝利で戦争法案ノーの審判を下そう」と訴えるとともに、▽小中学校・町立幼稚園の全教室へのエアコン設置▽入院ができる総合病院の誘致▽国民健康保険税・介護保険料の引き下げ▽下水道料金値上げストップ―などを公約に掲げています。
(しんぶん赤旗2015年8月1日付より)