臨時国会が閉会した9日、日本共産党埼玉県委員会はさいたま市のJR浦和駅前で街頭宣伝を行いました。柳下礼子県議が司会を務め、衆院北関東ブロック比例代表・予定候補の塩川鉄也衆院議員と梅村早江子(さえこ)氏がマイクを握りました。
梅村氏は「消費税をなくす全国の会」での活動に触れながら、消費税10%をたくらむ野田政権を批判。「10%になったら仕事が成り立たない」など国民の切実な声を示し「生活費に税をかけるべきではありません。増税反対の一点で声をあげていきましょう」と訴えました。
塩川議員は「民主党政権の2年間が問われている」とのべ、庶民増税や米軍基地のたらい回し、環太平洋連携協定(TPP)、原発推進など自公政権との違いがなくなっていると指摘。「アメリカ・財界いいなりという政治のゆがみの大本をたださなければ政治は変わらない。日本共産党を伸ばして、今度こそ政治の転換を実現しよう」と語りました。
演説を聞いた人から「米軍への思いやり予算や大企業減税をやめて、医療・福祉を手厚くしてほしい」「お金のある人が応分の負担を、という話は納得です」などの声が寄せられました。