戦争法に怒り集めよう/党県委「オール埼玉実行委」に要請

日本共産党埼玉県委員会は9月30日、戦争法廃止のための「国民連合政府」の実現について、「集団的自衛権を行使容認した閣議決定撤回を求めるオール埼玉総行動実行委員会」に申し入れました。

共産党から荻原初男委員長、梅村さえこ衆院議員、伊藤岳参院埼玉選挙区候補が出席し、「オール埼玉」の小出重義実行委員長(元埼玉弁護士会会長)らと懇談しました。

「オール埼玉」実行委員会は「集団的自衛権行使容認の閣議決定撤回」の一点で政治信条・党派の違いを超えて幅広い団体と個人が結集。5月31日に1万400人、9月4日に1万5000人の集会を成功させています。

梅村議員は、国会での野党共闘や、国会前に集まった若者らの「野党がバラバラじゃだめだ」の声に押されて「国民連合政府」の提案を行ったと報告。「戦争法と、立憲主義の破壊への怒りを集中させることが必要です」と語りました。

小出実行委員長は「『閣議決定撤回』で一点共闘する私たちがやりたいことは、まさにこれ(国民連合政府)です。国民の中には共産党に対する誤解などもあり、理解してもらう努力も必要です。そういった面で協力したい」と述べました。

(しんぶん赤旗2015年10月2日付より)