「安倍総理の国じゃない!独裁の国じゃない!安倍政権から立憲主義、民主主義を国民の手に取り戻そう」
連日、早朝や夕方の駅前に立ち、「戦争法廃止の国民連合政府」実現を訴えています。
「先日、自衛隊員の青年から『私の命はアメリカに握られてしまいました。共産党さん、助けてください』という訴えがありました。胸が締めつけられる思いです。何としても戦争法を廃止したい」と力を込めます。
埼玉選挙区で3度目の挑戦。改選される自民、公明、民主3議席のうち、自公の議席を突き崩して必ず当選し、戦争法廃止の野党で過半数を占めようと奮闘しています。
「国民連合政政府」の提案を持って県内の団体、個人と対話を重ねています。「安保関連法に反対するママの会@埼玉」との懇談では、会の母親から「(提案を読んで)号泣しました」と感動を持って受け止められました。戦争法に反対する「オール埼玉総行動」実行委員会との懇談では、弁護士らから「国民連合政府の提案は自分たちがやらなければいけなかったこと。私たちが各団体へ提案の合意を広げる活動をしたい」と積極的な提起がありました。
教師をめざして入った大学で先輩から共産党に誘われました。「教え子を戦場に送らない教師にならないと」という言葉が、祖母の「戦争だけはだめだ」という教えと重なり、入党を決意しました。「いのちの問題」が政治の原点です。
福島原発事故後、ツイッターなどで知り合った仲間と「原発さよならデモ」を各地で取り組んできました。県民の願いを受け止め行動する姿にファンが増加中。自主的な応援団も結成されています。
応援団の発起人の矢野敏夫さん(47)=会社員=は「フェイスブックページを作って情報を広げています。誰でも伊藤さんを知っている状態にしたい。伊藤さんは国会前行動などでよく見かけ、活発に活動している人だと思っていました。国会で活躍してくれる人。ぜひ送り出したい」と期待を寄せています。
いとう・がく
1960年埼玉県生まれ。文教大学卒業。2010年、13年参院埼玉選挙区に立候補。現在、党県常任委員、県民運動委員長
(しんぶん赤旗2015年10月26日付より)