戦争法廃止へ参院候補訴え/埼玉 伊藤氏が街頭宣伝

シール投票を呼びかける伊藤氏=2015年12月6日、川口市

シール投票を呼びかける伊藤氏=2015年12月6日、川口市

日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補は6日、川口市のJR川口駅前で、同氏を自主的に応援する「岳サポ+NO WAR」のメンバーと一緒に対話、宣伝に取り組みました。党市議らも参加しました。

関心ある政治課題(複数回答)と各党への好感度を聞くシール投票を呼びかけると、市民が次々と足を止めました。投票した42人のうち、政治課題では、「消費税10%・軽減税率」が20票、「沖縄の米軍基地建設」20票、「戦争法・テロの危険」18票が上位でした。政党好感度では、日本共産党31票、自民党6票、民主党2票などでした。

シールを貼った女性(66)=所沢市=は「子どもの将来のために戦争は二度と起こしてほしくない。年金が減って消費税も上がったら大変。(負担増に)どこかでストップをかけてほしい」と話しました。

「岳サポ」のメンバーとの問答形式で、戦争法や消費税、TPP(環太平洋連携協定)などについて政策を語りました。

宣伝後、メンバーの矢野敏夫さんは「参院選で自公与党を勝たせたら憲法が変えられてしまうかもしれない。このことをもっと伝えていきたい」と話しました。

(しんぶん赤旗2015年12月9日付より)