日本民主青年同盟埼玉県委員会は16日、埼玉大学の最寄り駅のJR埼京線・南与野駅前で学費値上げ反対署名に取り組みました。日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補も参加しました。
参加者は、安倍政権が国立大学への交付金を15年間で1948億円削減し、足りない分を大学に学費値上げなどで「穴埋め」させようとしていると指摘し、学費が年間53万円から93万円にもなり、私立大も連動して値上がりすると訴えました。
伊藤候補は「軍事費など削るところはほかにある。とんでもない学費値上げ計画にストップをかけます」と訴えました。
署名した人からは「奨学金は返せないと思って借りなかったが、大変だった。これ以上の学費値上げはありえない」(私立大卒業生)、「学費の支払いは大変そう。バイトもきつそうで体が心配。これ以上の値上げはやめてほしい」(孫が大学生の女性)などの声が寄せられました。
(しんぶん赤旗2015年12月24日付より)