埼玉県川口市で19日、戦争法廃止を求めるオール川口市民集会が開かれ、100人以上が参加しました。戦争法廃止の2000万署名や宣伝の取り組みなどの方針を拍手で確認しました。
無所属の元市議や脱原発運動をしている人など幅広い市民が発言。埼玉土建川口支部役員の川野辺勝義さん(75)は「『署名チャレンジャー』として200人を超える署名を集め、さらに100人から集める」と表明。駅前で「スタンディング宣伝」などに取り組む稲毛成育さん(52)は「市民ができる活動としても署名とともに選挙で安倍政権ノーの意志を示そう」と呼びかけました。
「集団的自衛権を行使容認した閣議決定の撤回を求めるオール埼玉総行動」実行委員長の小出重義弁護士が講演し、「戦争法はすべて廃止に」と強調し、戦争への道を止めるため「野党は結束するしかない」と訴えました。同副実行委員長の本田宏医師は戦争法廃止の国民の連帯を呼びかけました。
日本共産党や民主党の県議、市議らが参加し、共産党の、おくだ智子参院比例候補、伊藤岳参院埼玉選挙区候補、民主党の菅克己県議が紹介されました。
共産党の紙智子参院議員、塩川鉄也、梅村さえこ両衆院議員、おくだ、伊藤両氏(連名)、民主党の大野元裕参院議員がメッセージを寄せました。
(しんぶん赤旗2016年1月20日付より)