「安保法制違憲訴訟埼玉の会」は14日、さいたま市で、安保法制(戦争法)の違憲性を問う裁判の原告団結成式を開き、130人が参加しました。
会は、県内在住の金子兜太さん(俳人)ら有識者33人が呼びかけ人となって結成し、賛同者は274人となっています。
裁判は、戦争法は、憲法が定めた平和的生存権を侵害しているとして国家賠償を請求するものです。
3月提訴に向けて準備を進め、門奈直樹立教大学名誉教授ら4人の共同代表を筆頭に139人が原告になる予定です。
集会では、原告を決意した人が発言し「安保法制強行裁決後、戦争の記憶がよみがえり、精神的苦痛を受けている」「戦争への加担は良心を侵害する」など提訴の理由を述べました。
会は、原告や賛同者をさらに募っています。
(しんぶん赤旗2016年2月18日付より)