さいたま市大宮区で6日開かれた「安保関連法廃止!立憲主義を取り戻す3・6オール埼玉総行動」では、2氏がゲストスピーチしました。要旨を紹介します。
党派超えて力合わせよう
ミサオ・レッドウルフさん(アクティビスト)
安倍政権は国民の反対の声を聞かずに安保関連法を強行採決しました。特定秘密保護法も強行し、原発再稼働も進めています。
安倍政権を倒すには野党が共闘しないと話にならない。最近、野党が選挙協力すると発表がありました。これはみんなが望んだことではないでしょうか。具体的に選挙区で調整を進めるためには、地元から声を大きくあげていくことが重要になると思います。参院選に向けて、党派や立場を超えて力を合わせることが、私たちのすべきことだと考えています。
今度の選挙は市民が主体
中野晃一上智大学教授
ここまで大きな野党共闘というのは前代未聞です。私たちも、野党も手探りです。時間はかかったけれど、頑張って形にしてくれた。形ができてきたので地方の現場で汗を流して努力しています。
私は市民連合というところで野党共闘を押し上げています。今度の選挙は市民が主体の選挙になります。まず1人区で対決構図をきれいにつくる。1人区で可視化させることで複数区、比例区においても野党票を増やしていく。埼玉からも野党議員を2人誕生させようではありませんか。
(しんぶん赤旗2016年3月9日付より)