●飯能市議選23日投票 金子・山田・新井・滝沢の4候補が全力 税金は市民のために

16日告示(23日投票)された埼玉県飯能市議選(定数19、立候補26人)に立候補した、日本共産党の金子としえ(61)、山田とし子(69)、新井たくみ(61)、滝沢おさむ(61)の現職4候補は告示第一声で、「市民のくらし・いのちを守る市政の実現へ頑張ります」と訴えました。

4候補は、自民系や公明の議員が中学卒業までの医療費無料化に「財政が破綻する」などと反対し、実施を1年遅らせたことを批判。財政調整基金には18億円の貯金があることを指摘し、国民健康保険税・介護保険料の引き下げ、保育所の待機児童ゼロ、学校給食費の無料化、デマンドバス・循環ワゴンなど市民の足の確保を実現すると述べ、「市民の税金を市民のくらし・福祉のために使う仕事を、共産党にやらせてください」と呼びかけました。

塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院埼玉選挙区候補、柳下礼子県議が応援に駆けつけました。塩川氏は「共産党は、安倍暴走政治にストップをかけ、新しい政治の流れを起こす要。共産党の4人全員の当選で、安倍政治ノーの審判を」と呼びかけました。

市議選は、共産4、公明3、民進1、維新1、無所属17の計26人が立候補し、7人はみ出しの多数激戦です。

(「しんぶん赤旗」4月18日付より)

●前島ひでお氏が事務所開き 5月7日告示 さいたま市長選

市長選勝利へ決意を語る前島ひでお候補=14日、さいたま市

さいたま市長選(5月7日告示、21日投票)に立候補表明している「みんなのさいたま市をつくる会」の前島ひでお氏(64)=新、日本共産党推薦=の事務所開きが14日、JR浦和駅西口近くの事務所で行われ、約200人が参加しました。

決意表明した前島氏は清水勇人市長の市政について「二つの民主主義の危機がある」とし指摘。①ビッグイベントや駅周辺開発に税金をつぎ込む一方で、保育や教育、市民生活の基盤整備は遅れている②安保法制=戦争法を強行した安倍暴走政治に物を言わない―と批判しました。

前島氏は「民主主義、市民の危機を乗り越え、市政を刷新して、あったかい、市民のための市政を実現します」と力を込めて訴えました。

市民団体や労働組合の代表が前島氏を激励し、共産党の荻原初男県委員長は「暮らし、福祉最優先を掲げる前島さんの勝利は市民に希望を与え、安倍暴走政治ストップの流れを進めます。政治は変えられるという希望を前島さんの勝利で全国に発信しよう」と訴えました。

(「しんぶん赤旗」4月18日付より)

●桶川市議補選 星野氏及ばず

埼玉県桶川市議補選(定数1、立候補3人)は16日投開票され、日本共産党の星野紀治氏(77)=新=は3位で及びませんでした。

投票率が22・35%と、2015年11月の市議選の約半分にとどとまる中、星野氏は2302票(得票率16・94%)を獲得し、共産党の15年市議選での得票(2308票)をほぼ維持しました。

開票後、星野氏は「結果は残念だが、有権者の党への期待をじかに感じることができた。引き続き党市委員長として、2人の市議とともに、学校給食費費の無料化など公約実現に頑張りたい」と話しました。

(「しんぶん赤旗」4月18日付より)

●暴走政治を止める要 大内・小池衆院比例候補が埼玉県内8市で宣伝

声援に応える(右から)大内衆院比例候補、あさか英義衆院埼玉4区候補、小池衆院比例候補、伊藤岳参院選挙区候補=13日、朝霞市

次期総選挙の躍進をめざして茨城、栃木、群馬、埼玉の各県を巡る、日本共産党の「北関東ブロックキャラバン宣伝」は12、13の両日、埼玉県入りし県内8市で宣伝しました。

大内くみ子、小池一徳両衆院北関東比例候補が、各地の衆院小選挙区候補や伊藤岳参院 埼玉選挙区候補とともに「安倍暴走政治にストップをかけ、野党共闘前進の要となる日本共産党を躍進させてほしい」と訴えました。

小池氏は、学費引き下げや給付制奨学金の拡充、過労死を生み出さない労働時間の上限規制などを語り、「税金の使い方を軍事費優先から教育、社会保障優先に」と話しました。

大内氏は、福島原発事故の自主避難者への補償金を「自己責任」だと打ち切った政府を批判し、避難者の生活再建に責任を持つよう土張。「原発ゼロ」へ政府は決断すべきだと述べました。

春日部市で演説を聞いた会社員の男性(50)は「いろんな政治問題が起きているのにあいまいにされ、大臣も政治家も質が問われている。表ではいいことを言って、裏では金で動くような政治家はだめだ」と話し、朝霞市の小河智紀さん(34)は「共謀罪は、どこまでが犯罪になってしまうのかと心配。共産党には頑張ってほしい」と語りました。

(「しんぶん赤旗」4月16日付より)

●新しい政治を共同の力で JR蕨駅前で笠井議員・梅村議員が訴え

聴衆の声援を受ける(左から)笠井、梅村両衆院議員=9日、蕨市

日本共産党埼玉県委員会は9曰、安倍暴走政治ストップ、次期衆院選での梅村さえこ衆院議員(北関東比例、埼玉15区候補)の勝利に向けて、蕨(わらび)市のJR蕨駅前で街頭演説を行いました。肌寒い曇り空の下、大勢の市民が訴えに耳を傾けました。

笠井亮衆院議員・政策委員会責任者が演説し、安倍政権による学校法人「森友学園」への国有地格安払い下げや、同法人が幼稚園でしていたような「教育勅語」を使った教育を閣議決定で認めたことを批判。「一刻も早く(森友学園問題を)真相解明しなければ曰本がおかしくなってしまう」と強調しました。

核兵器禁止条約制定の国連会議に、日本政府が参加しなかったことや、トランプ米政権によるシリアの軍事攻撃に安倍政権が支持表明したことに強く抗議。米政権による北朝鮮への軍事的対応も容認しているとして「こんな政治を続けていたら日本の平和も世界の平和も守れない」と話しました。

笠井氏は、共産党が伸びることが野党共闘を進める力になると述べ「暮らしの声、民の声で安倍躍と対決する梅村さんを、埼玉15区から国会に送ってほしい」と訴えました。

梅村氏は、安倍暴走党議政治に対抗した、個人の尊厳を大事にする政治を求める国民の運動が起きているとして「埼玉15区から市民と野党の共同で新しい政治をつくるうねりを起がこそう」と語りました。

演説を聞いた蕨市の藤木千恵子さん(62)は「安倍政権は日本を戦前に戻そうとしているようでこわい。それを食い止めるには共産党を勝たせて安倍首相を引きずり下さなくちゃ」と話しました。

(「しんぶん赤旗」4月12日付より)