●埼玉から自公を少数派に 参院埼玉選挙区 伊藤岳氏が決意

2019年参院選埼玉選挙区(改選数3)への立候補を表明した、日本共産党の伊藤岳氏(57)=新=は10日、県庁での記者会見で、「99%の国民のための政治と、命と将来への不安のない国づくりを進めたい」と決意と語りました。

昨年の参院選で、同選挙区候補としてたたかった伊藤氏は「『オール埼玉総行動』実行委員会や『ママの会』な市民運動をしている方々の中から、ぜひ次回もという声を多くいただき、立候補を決意した」と表明。市民と野党の共闘を進めようと、県内各地で「オール埼玉総行動」実行委員会が呼びかけた地域連絡会が結成されているとして「うそと強権の政治を進める安倍政権に代わり、新しい政治の実現のために議席を勝ち取りたい。参院選でも衆院選でも、埼玉から自公を少数に追い込む」と強調しました。

同席した党県委員会の荻原初男委員長は、「森友学園」への国有地売却や南スーダンへの自衛隊派遣、「共謀罪」法案などの問題で、国民に真実を明らかにしない安倍政権の姿勢が浮き彫りになったと強調。「きたる総選挙では野党共闘の勝利と共産党の躍進を勝ち取り、参院埼玉選挙区では、必ず議席を獲得したい」と述べました。

(「しんぶん赤旗」3月15日付より)

 

●富士見市議選4氏必ず 塩川衆院議員迎え演説会

埼玉県富士見市の日本共産党は11日告示(26日投票)の市議選(定数21)勝利へ、塩川鉄也衆院議員を迎えて演説会を開きました。-

川畑かつひろ(46)、寺田りょう(44)、小川たくみ(32)=以上現=、木村くにのり(47)=新=の4候補が決意表明しました。

4候補は、市民と力をあわ昨年の台風9号で浸水被害を受けた民間認可保育園への市独自の改修費補助や災害見舞金の増額、発達障害などのある子どもたちが特別の指導を受ける通級指導教室の増設などを実現したと報告。環太平洋連携協定(TPP)調印・批准反対など、市民の願いにこたえる多くの意見書を可決させてきた共産党の4議席の値打ちを強調し「市民の声と運動が政治を動かします。4人全員の当選で、安倍暴走政治に厳しい審判を下しましよう」と訴えました。

塩川氏は、台風9号彼害の問題で、被災者のことを第一に支援策の拡充をと、市に正面から追ってきたのが共産党市議団だと指摘。「ぎたる解散・総選挙では野党共闘の勝利と共産党の躍進で安倍政権を退陣させ、市議選では市民要求実現のたに4人全員の当選を」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」3月15日付より)

 

●入間市議選 4市全員当選 暮らしと平和守る公約に支持

当選を喜ぶ(左から)佐藤、安藤、(一人おいて)吉沢、小出の4氏=入間市

12日投開票された埼玉県入間市議選(定数22、立候補27人)で、日本共産党は、安道佳子(60)、吉沢かつら(40)、小出亘(54)=以上現=、佐藤匡(57)=新=の4人全員が当選し、改選比1議席増で、前回獲得した4議席を確保しました。共産党4人の得票合計は7055票(得票率14.74%)で、前回(6392票、13.16%)を数・率ともに上回りました。

共産党は、安倍暴走政治に正面から対決し、野党共闘を前進させるためにも4人の議員団を確立することがどうしても必要だと主張。航空自衛隊入間基地拡張ストップや、国民健康保険税の引き下げ、字校紿食費半額補助など、暮らしと平和を守る公約を掲げてたたかいました。

「安倍首相だけは許せない。今度は共産党に入れる」と保守的な立場の市民からも、期待の声が寄せられるなど支持が広がりました。

公明党は増減なしの4人、民進党は1人落選、2人が当選、自民党は推薦した現職が1人落選しました。

(「しんぶん赤旗」3月14日付より)

●入間市議選 4人全員当選 得票数・率伸ばす

入間市議選の開票結果(12日投開票)

吉沢かつら(40)=現 1990票 10位
小出わたる(54)=現 1958票 11位
安道よし子(60)=現 1869票 12位
佐藤ただし(57)=新 1239票 20位

今回得票総数・得票率  7056票 14.74%
前回得票総数・得票率  6392票 13.17%

●富士見市議選19日告示 くらし応援の市政へ 共産党4候補必勝へ全力

 19日告示(26日投票)される埼玉県富士見市議選(定数21)で日本共産党は、川畑かつひろ(46)、寺田りょう(44)、小川たくみ(32)=以上現=、木村くにのり(47)=新=の4候補の当選で、現有4議席の確保をめざします。

市議選には、共産党4、公明党4、日本維新の会1、諸派・無所属19の計28人の立候補が見込まれています。すでに駅頭では各陣営がひしめきあうなど、激しい争いとなっています。

共産党が行った市民アンケートには、前回市議選時より200人以上多い、520人以上が回答。「国民の気持ちとかけ離れた政治ばかりで絶望しそう」「法律が何でも通ってしまう。野党が協カしてもっと頑張ってほしい」など、暴走する安倍政権に対する怒りと、共産党や野党共闘への期待の声が多数寄せられています。

共産党は、前回市議態で3から4議席に前進。議会での発言力も増し、この4年間で他会派にも働きかけて多くの意見書を提案し、「川内原発再稼働に抗議」「環太平洋連携協定(TPP)への調印・批准に反対」など22件を可決させてきました。

市民アンケートでは、8割の人が「生活が苦しくなった」「くらしに不安をもっている」と回答し、くらし応援の市政実現を求める声も切実です。

ところが、市は介護保険料の大幅値上げや大規模改修によりの休館中の市民総合体育館の使用料を25~35%も値上げ。保守系会派や公明党はこれに賛成してきました。

共産党は、負担増にきっぱりと反対し、市民のくらしを守るために全力をあげてきました。

昨年、市内も大きな被害を受けた台風9号では、共産党はただら現地調査を行い、県議や国会議員とも協力して、浸水被害を受けた民間認可保育園への市独自の改修補助を実現。他会派にも働きかけ、市の災害見舞金の増額も実現しました。

4候補は、「共産党の4人全員当選は、安倍政権の悪政から市民のくらしを守り、新しい政治を開く野党と市民の共闘を発展させる力です」と強調。市の一般会計が毎年10億円以上の黒字であることや、財政調整基金のためこみが26億円あることを指摘し、公約として、国民健康保税・介護保険料の引き下げ、18歳までの医療費無料化、体育館利用料の値上げ中止などを掲げています。

(「しんぶん赤旗」3月12日付より)