「共産党伸びて」と期待 後半戦へ全力/県議席2.5倍を力に

埼玉県では、いっせい地方選の後半戦が行われる20市12町に77人が立候補します。県議選で議席を2.5倍に増やした経験を力にして、必ず全員当選を果たそうと日本共産党と後援会は全力を挙げています。

県議選で大きく得票を伸ばした所沢市と川口市。所沢市(定数33、3減)では、現職5、新人1の6人が立ち、川口市(定数42、2増)は現職5、新人2の7人が立ち、議席増に挑戦します。

定数2の県議選で議席を獲得した、ふじみ野市(定数21)と三芳町(定数15)。ふじみ野市では現有4から1増を、三芳町では現有3の確保をめざします。

補欠選挙を除く、定例の県議選で初めて議席を獲得した越谷市(定数32)では、現有2から4をめざし、前回失った議席の回復をはかります。

羽生市、幸手市、鴻巣市、神川町、長瀞町、横瀬町で空白克服をめざします。

共産党県委員会の荻原初男委員長は「県議・政令市議選では『安倍暴走ストップ、暮らし・福祉守れ』との県民の願いと党の訴えが響き合い、『もう日本共産党しかない」という声が大きく広がった。後半戦でも全員当選を勝ち取り、党躍進の流れをさらに前に進めたい」と話しています。(赤旗2015年4月14日付より)

埼玉県議選 現職破り2→5人に

=2015年4月14日、さいたま市

浦和駅西口で県議選報告の街頭演説をする(左2人目から)村岡、柳下、前原、秋山、金子の各県議と伊藤参院候補(左端)=2015年4月14日、さいたま市

埼玉県議選(定数93、1減)で、16人が立候補した日本共産党は、現職2、新人3の5人が当選し、現有2議席から2.5倍に増やしました。

現職は、得票を大幅に増やして議席を確保。西1区(所沢市、定数4)の柳下礼子氏は2万998票(得票率20.39%)で2位当選し、南2区(川口市、定数7)の村岡正嗣氏は2万3927票(同15.16%)でトップ当選しました。

新人は、西5区(ふじみ野市・三芳町、定数2)の前原かづえ氏が自民現職を破って議席獲得。東7区(春日部市、定数3)では秋山文和氏が元自民の無所属現職を破って当選し、東8区(越谷市、定数4)でも金子正江氏が元みんなの党の現職を押さえて勝利しました。

推薦を含む65人を立てた自民党は47人の当選で、改選時49議席を下回りました。民主党は推薦を含む17人を立て、14人が当選。公明党は9人全員当選し、現有議席を維持しました。(赤旗2015年4月14日付より)

平和・暮らしの願いを日本共産党の候補者へ

4月12日はいっせい地方選の前半戦となる埼玉県議会議員選挙、さいたま市議会議員選挙の投票日です。平和の願い、暮らしの願いを日本共産党の候補者に託してください。

 

 

いっせい地方選挙候補者(前半戦)

埼玉県議選挙

さいたま市議選挙

 

いっせい地方選挙政策

いっせい地方選挙政策アピール/日本共産党中央委員会

埼玉県議選の争点と日本共産党の政策提言/埼玉県委員会

 

【さいたま市】県民の願い届ける共産党大きく 池内衆院議員

青柳県議候補(右端)と(左から)とば、戸島の両市議候補の勝利を訴える池内衆院議員(右から2人目)=2015年4月10日、さいたま市見沼区

青柳県議候補(右端)と(左から)とば、戸島の両市議候補の勝利を訴える池内衆院議員(右から2人目)=2015年4月10日、さいたま市見沼区

日本共産党の池内さおり衆院議員は10日、さいたま市の大宮区と見沼区で街頭演説し、県議選南6区(見沼区、定数2、立候補3人)の青柳しんじ県議候補=新=と、市議選見沼区(定数8、立候補11人)の戸島よし子=現=、とばめぐみ=新=の両候補、同大宮区(定数5、立候補7人)の山本ゆう子候補=新=を応援しました。

池内氏は「共産党に議席を大きく伸ばすことに日本の現在と未来がかかっています」と述べ、共産党の躍進で、安倍政権が狙う「戦争する国づくり」や「企業が世界一活躍しやすい国づくり」にストップをかけ、「政治とカネ」の問題にけじめをつけさせようと力説しました。

青柳候補は「県民、市民の暮らし、平和を守るのが共産党の議席です。あと二回り、三回りと支援の輪を広げて押し上げてください」と訴えました。(赤旗2015年4月11日付より)

自・民現職と激しく競り合う/激戦区の様相

埼玉県議選 さいたま市見沼区(定数2)

青柳しんじ 67 新

青柳しんじ県議候補

青柳しんじ県議候補

埼玉県議選南6区(さいたま市見沼区、定数2)で、日本共産党の青柳しんじ候補(67)=新=は、地元紙が「議席獲得へ、あと一歩に迫っている」と報じるなど、自民、民主の2現職と激しく競り合っています。

8年前に失った同区の共産党の議席。4年前は無投票で自民、民主の「オール与党」による議席独占を許してしまいました。公明党が推薦する自民党候補は、改憲右翼団体「日本会議」のメンバーで、2.26事件を賛美する人物。高校教育への政治介入や憲法9条改悪の急先鋒(せんぽう)です。現知事が支援する民主党候補は、患者・家族を犠牲にした県立小児医療センターの移転など「弱者に冷たい政治」を、自民、公明などと後押ししてきました。

「『戦争立法』をはじめ安倍暴走政治にストップをかけ、異常な県政・県議会を変えるため、党派を超えて共産党の青柳しんじを」

青柳候補の訴えに「絶対に勝ってほしい」「夫婦で期日前投票しました」と声がかかります。

テレデータを使った対話で、「3軒に1軒は支持、半分は支持を検討」という地域も。「共産党に投票したことはないが、安倍首相はこわい」と話す人に、後援会員は「『戦争立法』ストップ、安倍暴走政治と真っ向から対決できるのが共産党です」と語り、支持を訴えています。

選対は、対話・支持拡大のテンポを一気に上げるため「党員・後援会員の総決起をつくろう」と全力をあげています。(埼玉県・川嶋猛)

(赤旗2015年4月11日付より)