埼玉県越越谷市の日本共産党と後援会は16日、大門実紀史参院議員を迎え、同市中央市民会館で4月の県議選と市議選の勝利をめざす新春のつどいを開きました。
同市では定数4の県議選に金子まさえ氏=新=が、定数32の市議選に山田だいすけ=現=、宮川まさゆき=元=、工藤しゅうじ、広瀬伸一=以上新=の4氏が挑みます。
金子氏は「市議6期24年、弱い立場の方々の願いを市政に届けてきたこの姿勢を県議会でも貫きます」と決意を表明。子ども医療費無料化、少人数学級拡大など県政が市民のためにできることは大きいと述べ、上田清司知事と自民党など「オール与党」による、弱いものいじめ、教育の介入という県政の「二つの異常」をただすと語りました。
各市議候補が、子どもの貧困や災害への対策など実績と公約を語り「4議席を取り戻し、暮らしを守る防波堤になります」などと訴えました。
大門議員が講演し、憲法改悪や海外で戦争する国づくり、社会保障「解体」を狙う安倍内閣を批判しました。国の悪政から住民を守る県や市の役割も問われていると語り「今はせめぎ合いの情勢。共産党の躍進と国民の運動で安倍内閣を包囲し、退陣に追い込もう」と話しました。
高橋努市長がメッセージを寄せました。(赤旗2015年1月18日付より)