埼玉・戸田市議選/3議席を確保

1月31日投開票された埼玉県戸田市議選(定数26、立候補36人)で日本共産党は、花井伸子(65)、本田哲(48)、武藤葉子(46)=いずれも現=の3氏が当選しましたが、土屋英美子氏(69)=現=が及ばず、1議席減となりました。

4氏は、新型コロナウイルスで埼玉県にも再び緊急事態宣言が出されるなか、「市民の命と暮らしを守る」として、医療機関や高齢者施設、中小業者へのさらなる支援を訴えてたたかいました。

4氏の合計得票は4896票(得票率11・73%)でした。

現有5議席をめざした公明党は新人が及ばず、1議席減となりました。立憲民主党は1議席を確保し、維新の会とN国党の新人は及びませんでした。

結果を受けて共産党蕨・戸田地区委員会は、公約実現に全力をあげるとともに、「総選挙で野党連合政権の実現にむけて、市民と野党の共闘を前進させ、菅政権を退陣に追い込む」としています。

結果詳報は次の通り。(候補者名の右は、年齢、現新元。▽は党派別、カッコ内は前回との比較)

 

当武藤 葉子46現 1526票(8位)

当本田  哲48現 1416票(11位)

当花井 伸子65現 1185票(17位)

土屋英美子69現 769票(30位)

▽共3(4)公4(5)立1(0)諸1(0)無17(17)、議席占有率11・54%(15・38%)

(投票率38・88%)

戸田市議選/4候補が第一声/豊かな財政力暮らしに

1月24日告示(31日投票)された埼玉県戸田市議選(定数26)に現有議席確保をめざして立候補した、日本共産党の花井伸子(65)、本田哲(48)、つちやえみこ(69)、むとう葉子(46)=いずれも現=の4候補は第一声で、激戦を勝ち抜く決意を語りました。

4候補は市民と力をあわせ、新型コロナウイルス対策でPCR検査の拡充や水道基本料金の4カ月免除、小規模事業者への支援金などを実現してきたと強調。医療機関や高齢者施設、小規模事業者への支援などコロナ対策のさらなる拡充、18歳までの通院医療費の無料化などの政策を語り、「戸田市の豊かな財政力を生かし、コロナ危機から市民の暮らし・命・営業を守りましょう」と訴えました。

塩川鉄也衆院議員、伊藤岳参院議員、梅村さえこ衆院北関東比例候補が応援に駆けつけました。伊藤氏は、戸田市内の病院で大規模なクラスターが発生したことに触れ、医療機関や高齢者施設での定期的なPCR検査の必要性を強調。市議選と総選挙の勝利を呼びかけました。

共産党4、公明党5、立憲民主党1、日本維新の会1、NHKから国民を守る党1、諸派・無所属24の計36人が立候補しています。

本田哲候補

花井伸子候補

むとう葉子候補

つちやえみこ候補