志位委員長が越谷で訴え 塩川・梅村両候補を応援

志位委員長(中央)と塩川候補(左)、梅村候補(左)=20日、埼玉・南越谷駅前

千葉、埼玉両県、東京都の街頭演説で南関東比例の、さいとう和子、北関東比例の塩川鉄也、梅村さえこ、東京比例の笠井亮各候補らも「国民の願いを国会に届け実現するため絶対に負けられない」と気迫を込め、市民弁士も「比例は共産党」と応援。どこでも次々に通行人が足を止め、駅前などをぎっしり埋めた聴衆の盛大な拍手と歓声が飛び交う熱気となりました。

志位氏は、全国遊説を通じて、(1)市民と野党の共闘―三つの野党+市民連合が力を発揮し、本気の共闘に発展しているところでは自民党を追い詰めている(2)「比例代表は共産」の声が、これまでにない広い方々から起こっている―の二つを実感していると強調。他党や著名人も「多くの候補者を降ろしてまで共闘のために尽力してくれた。だから比例は共産党」の声を寄せていると紹介しました。

最終盤にあたり、志位氏は、日本共産党への一票が、(1)安倍政権の暴走政治への一番の痛打(2)「ブレない党」への一票であり、政治を変える一番確かな力(3)市民と野党の共闘を前に進める一番確かな一票―になると力説しました。

「憲法ないがしろ、民意踏みつけ、国政私物化―5年間の安倍自公政権の暴走を一つひとつ思い出し、審判を下そう」と訴えた志位氏。他党も共産党の「政治の監視役」「調査能力」「理詰めの追及」に注目していると紹介し、その力を安保法制=戦争法や「森友・加計」の問題で発揮してきたと語りました。

消費税10%大増税ストップの声を共産党にと呼びかけ、「共産党は庶民増税反対で絶対にぶれない党です。それは、消費税に頼らない財源政策をもっているからです」とズバリ。大企業・富裕層への優遇税制をただせば消費税2%増税分の財源が確保できるとして、「こういう対案を示せるのは、日本共産党が、財界中心から国民中心へ、政治を大本から変える志をもつ党だからです。共産党を伸ばすことが、暮らしを守る一番確かな力になります」と訴えました。

安倍9条改憲についても、「憲法改悪反対で絶対にぶれない党が共産党です」と志位氏。現行憲法を生かし新しい日本をつくろうと掲げる「党綱領の裏付け」、過去の侵略戦争に命がけで反対した唯一の政党としての「歴史の裏付け」を示し、支持を呼びかけました。

最後に志位氏は、民進党の「希望の党」への合流という逆流のもとでも、「断固として共闘の道を貫いたのが日本共産党です」と力説。前回選挙で8から21議席へ躍進したことで、議案提案権を得てブラック企業規制法案を提出し、政府が調査・是正に乗り出すなど、現実政治を動かしてきたと紹介しました。

「日本共産党の躍進が、共闘を発展させ日本の政治を良くする一番確かな道です。どうか21議席を絶対に確保させてください。比例で共産党を広げに広げ、さらに上積みをさせてください」と熱く訴え、盛大な拍手と歓声が湧き起こりました。

(「しんぶん赤旗」10月20日付けより)

10月17日 所沢駅前で市田副委員長が訴え

所沢駅西口で訴える、右から、神田三春(9区候補)、市田忠義(副委員長)、塩川哲也(比例候補)、つじモトミ(8区候補)の各氏=所沢市

10月17日日本共産党の市田忠義副委員長・参議院議員は17日、西武線の所沢駅西口で、街頭演説。比例代表は日本共産党、小選挙区では神田三春候補(8区)、つじトモミ候補(9区)への支持を呼びかけました。
市田副委員長が演説を始めると聴衆がふえ800人に。市田副委員長は、安部政権による9条改憲ノー、北朝鮮問題は対話による平和的解決をなど訴え、貧困と格差の解消の問題では、1%の富裕層や大企業優遇の政治ではなく、99%の国民を応援する政治の実現を訴ええると聴衆は大きな拍手でこたえました。
街頭演説では、「野党共闘8区の会」の代表が、つじ候補の支援を決定したこと、9区の「野党共闘・市民連合」の代表も、神田候補への支援を呼びかけました。
神田、つじ両候補も、市民と野党共闘の勝利と、日本共産党の躍進で、安部政権に退場の審判をくだそうと力づよく訴えました。