7日告示(14日投票)された埼玉県新座市議選(定数26)で、前回獲得6議席の確保をめざす日本共産党の笠原すすむ(67)、工藤かおる(66)、小野だいすけ(36)、あしの修(47)=以上現=、石島よう子(53)=前=、つじみき(39)=新=の6候補は、前回の1.5倍の大幅得票増で全員当選を勝ち取り、国も市も暮らしと平和を守る政治へ変えようと訴えました。
6候補は、市内の米軍大和田通信基地や隣接する朝霞市の陸上自衛隊朝霞駐屯地などの危険性を指摘し、新座市から戦争法廃止の声をあげ「『憲法守れ』『平和を守れ』の願いを共産党に託してください」と強調。国民健康保険税の値上げなど市民に負担を押し付けてきた現市政と自民系、公明党などを批判し、「大型公共事業にストップをかけ、市民の暮らしを応援する政治を実現します」と訴えます。
塩川鉄也、梅村さえこの両衆院議員、伊藤岳参院埼玉選挙区候補が応援に駆け付け、北朝鮮のミサイル発射について「断固糾弾し、国際社会が一致してこの無法を許さない取り組みを進めることを求める」と強調。「18歳までの医療費無料化や小中学校へのエアコン設置などを実現してきた共産党の6議席を何としても」と呼びかけました。
市議選には6候補のほかに、公明党7、おおさか維新の会1、諸派1、無所属18の計33人が立候補し、7人はみ出しの多数激戦です。公明党は反共攻撃を強めています。
(しんぶん赤旗2016年2月9日付より)