さいたま市見沼区の常泉(じょうせん)寺で7日、第20回「『広島・長崎の火』を囲むつどい」が開かれ、130人が参加しました。「さいたま・常泉寺に『広島・長崎の火』を永遠に灯(とも)す会」の主催。
非核の政府を求める会常任世話人の笠井亮日本共産党衆院議員が講演。1988年に「広島・長崎の火」を国連軍縮会議に届けた運動の思い出を語り、「来年は被爆70周年。被爆者の“生きているうちに核兵器廃絶を”という願いは切実です。日本政府がその先頭に立つ、非核の政府実現を求めていきます」と語りました。
来年の核不拡散条約(NPT)再検討会議を核兵器廃絶の決定的な転機にしようと強調。安倍内閣が狙う集団的自衛権行使について、アメリカの核戦略に加担することだと指摘し「絶対に許せない」と批判しました。
原水爆禁止世界大会に参加した青年の報告や、反核・平和の詩の朗読、歌の合唱などがありました。
「灯す会」の青柳しんじ副会長(日本共産党県議候補)があいさつ。松井一實広島市長、田上富久長崎市長、上田清司県知事、清水勇人さいたま市長がメッセージを寄せました。(赤旗2014年9月9日付より)