埼玉県内の民主団体でつくる「原発ゼロの会in埼玉」は11日夕、さいたま市の大宮駅前で宣伝し、50人が参加しました。
原発ゼロを求める横断幕やちょうちんを掲げ、ビラを配って通行人に訴えました。
参加者が順にマイクを握り、日本共産党の伊藤岳参院埼玉選挙区候補は「原発のない社会を実現するまでねばり強く運動を続けていく」と語りました。安倍政権が原発を「基盤電源」に位置づけたことを批判し、「(原発を推進する側は)コストが安いと言うが何よりも命を大事にすべきだ。原発の方が事故の賠償や廃炉費用は膨大で、どれくらいになるか分からない。原発こそ最大のコスト電源だ」と力説しました。
原発ゼロの署名をした男子学生(20)=久喜市=は「被災地の復興はまだまだ進んでいない。原発は便利なものかもしれないけど、事故で悲しい思いをした人のことを考えると、全ての原発をなくした方がいい」と語りました。(赤旗2014年3月13日付より)