若い世代の声届ける さいたま市議選(緑区・定数5) 松村としお候補(39)

加川市議(左)とともに市民と対話する松村候補(中央)=2014年4月28日、さいたま市緑区

加川市議(左)とともに市民と対話する松村候補(中央)=2014年4月28日、さいたま市緑区

さいたま市議選で、日本共産党は現有7から11への議席増をめざします。市南東部の緑区では、松村としお候補(39)が加川義光市議の議席を引き継ぐために、全力をあげます。

2児の父親

松村候補は、党県委員会やさいたま地区委員会で青年学生部の責任者などを務め、長時間・過密労働を強いられる青年の声を聞くなかで、「若者のひどい働き方を何とかしなければ」と、これまでも学習会や「ネットカフェ難民」の調査などに取り組んできました。

党市議団では今年の3月までの2年間、事務局長を務め、政策活動を支えました。昨年の6月議会では「ブラック企業への厳正な対処を求める意見書」を可決させたいと奮闘し、全会一致で可決させることができました。

「声を聞いてきた青年たちの姿が浮かんできて、とてもうれしかったですね。国もブラック企業調査に乗り出し、国政を動かす力にもなったと思います」

小学2年生と5歳の子どもを育てる父親でもあります。上の子は3歳まで認可保育所に入れず、緑区から浦和区の無認可施設まで毎日、自転車で送りました。

「雨や雪の日は大変でした」と当時を振り返る松村候補。苦労した経験から、さいたま市には認可保育所が足りないと実感し、大幅増設を訴えています。「周りにも大変な思いをしているお父さん、お母さんがたくさんいます。子育て世代いじめの市政を何としても変えたい」と語ります。

連日、加川市議や支部の人たちとともに街頭に立ったり、地域の支持者を訪問したりしています。

旧浦和市議自体を含め7期務めた加川市議は「松村さんは市議団事務局長として住民要求実現のために、私たちと一緒に活動してきました。議会ですぐに働ける青年政治家です」と話します。

期待を実感

市民からは、消費税増税や解釈改憲による集団的自衛権行使容認など、安倍政権の暴走政治への怒りや不安の声とともに、共産党への期待の声がたくさん寄せられます。

松村候補は言います。「共産党市議団の事務局長として働くなかで、国政でも市政でも、平和と憲法、くらしを守る政治実現のために、ぶれずに頑張る共産党への期待の広がりを感じてきました。また、現市政が、市民には負担増を押し付け、福祉を削りながら、大型開発には湯水のようにお金を使うのを目の当たりにしてきました。平和とくらし破壊の暴走政治にストップをかけ、若者や子育て世代の声を市政に届けるために、力を尽くします」

 

松村氏の略歴

埼玉大学卒。会社員を経て、党県常任委員、さいたま地区常任委員などを歴任。前党さいたま市議団事務局長。妻と子ども2人の4人家族。(赤旗2014年4月30日付より)