住民の声届く地方政治へ 後半戦の様相/議席増・空白克服を 埼玉20市12町に77人

埼玉県で日本共産党は、20市12町に77人(現45、元4、新28)を擁立(15日時点)し、うち半数近い9市5町で議席増や空白克服に挑みます。前半戦の県議会で議席を2.5倍に躍進させたことを確信に、後半戦で必ず全員当選をと活動のテンポを上げています。

議席増をめざすのは、川口、所沢、ふじみ野、越谷、川越、深谷、寄居、伊奈の6市2町。空白克服に挑むのは、鴻巣、羽生、幸手、神川、長瀞、横瀬の3市3町です。

川口市(定数42)では、現職5、新人2の7人を立て、1増をめざします。県議選・川口市区で、共産党と後援会は、国政・県政での自民党の暴走に真正面から対決し、住民要求実現で力を発揮した党議席の値打ちを訴えて、前回比7000票近く増やしてトップ当選を勝ち取りました。党と後援会は、県議選の経験を生かして、過去数回の市議選で果たせなかった全員当選に総力をあげています。

川越市(定数36)では、県議選は次点でしたが、前回比1000票増やしており、市議選で1議席増の5議席獲得を成し遂げようと奮闘しています。

両市のほか、所沢(定数33、現有5から6議席)、越谷(定数32、現有2から4議席)などでは、自民・保守系を中心に多数の立候補が見込まれ“自共対決”が鮮明な多数激戦の様相です。

共産党県委員会は、多数激戦を勝ち抜くために「他陣営を圧倒する宣伝や対話・支持拡大など躍進の可能性をすべてくみつくす攻勢的なたたかいで必ず勝利しよう」と呼びかけています。(赤旗2015年4月16日付より)